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治療方針
腎臓病の治療目的は、透析治療の回避です。できる限り透析治療までの期間を長く保てるように治療を行いますが、透析治療が避けられない事もありますので、適切な時期に、適切な透析方法を、患者さんとともに選んでいく作業を行っています。 ご自身の人生を支える大切な治療を納得して選んでいただきたいため、腎不全の専門看護師とともにじっくりと時間をかけて進めています。 |
膠原病は、入院を必要とする活動性の高い時期があり、大学病院などの大病院に通院することが多いと思います。 一方、1~2か月に1回通院するような症状が落ち着いた時期もあります。病気の種類にもよりますが、安定している場合、診療所でも診療可能です。詳しい検査や入院が必要な場合は、大学病院などと連携しながら診療を行っています。 |
・ 全身性エリテマトーデス ・ 強皮症 ・ シェーグレン症候群 など |
当院では、従来の飲み薬(抗リウマチ薬)による治療だけではなく、生物学的製剤による治療も行っております。また、透析設備の利点を生かしてLCAP(白血球除去療法)も行うことが可能です。 関節リウマチに腎不全も合併している患者さんの場合、使用できる治療薬が限られるため、腎臓内科医の視点からも治療を検討していきます。 また、当院では、日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師が勤務しており、生活面のアドバイスや精神的サポートも行っています。 |
当院では京都医療センターなどの基幹病院と連携して、多発性のう胞腎の治療を行っています。 病気の進行を遅らせる薬であるトルバプタン(サムスカ®)の処方も可能です。 副作用(肝機能異常や電解質異常)が出た場合、即座に対応できるよう、一時間以内に血液検査結果がでるような体制で診療を行います。 |
・ IgA腎症 ・ 糖尿病性腎症 ・ 多発性のう胞腎 など |
◎多発性のう胞腎についてよくわかるサイトはこちら(大塚製薬サイトに移動) |